バッキンガム宮殿を見学しよう!
皆さんこんにちは 365日×イギリスのechiです。
ロンドンの観光地として有名なバッキンガム宮殿ですが、毎年7月から9月の夏の間に、ステートルームが一般開放されていることをご存知ですか?
バッキンガム宮殿の、玉座の間や晩餐会場などを見学できます!
今回はバッキンガム宮殿のステートルーム見学の魅力や予約方法などについてお伝えします。
バッキンガム宮殿について
バッキンガム宮殿はイギリス国王のロンドンの公式住居で、国家および王室の祝賀行事などを行う宮殿です。
衛兵交代式が行われることでも有名ですね。
宮殿のステートルームは毎年夏に一般公開され、冬と春の特定の日にはガイド付きツアーも行われます。
ステートルームはバッキンガム宮殿のメインの応接室で、国王や王室メンバーが様々な儀式や外交的行事などに使用します。
営業時間
夏季のステートルーム開放時間
7~8月 9:30~19:30(最終入場17:15)
9月 9:30~18:30(最終入場16:15)
火曜・水曜休館
入場は15分単位で予約可能です。
別途特別ガイドツアーが11月から5月の冬から春の特定日に、1人あたり£95で開催されます。
チケット入手方法
チケット入手方法は大きく分けて3種類あります。
①オフィシャルホームページ
オフィシャルホームページにてチケットの予約が可能です。
記事の後半でチケット購入の流れを紹介していますので、参考にしてみてください。
ステートルームだけでなく、ロイヤルミューズ、キングズギャラリーも見学したい場合は、「ROYAL DAY OUT」のチケットを購入しましょう!
年齢 | ステートルーム | ROYAL DAY OUT |
---|---|---|
大人 | £32.00 | £61.20 |
18~24歳 | £20.50 | £39.10 |
5~17歳 | £16.00 | £30.60 |
5歳未満 | 無料 | 無料 |
②旅行会社やチケット販売サイトから入手する
楽天トラベルやget your guideなど、様々なサイトでチケットが取り扱われています。
公式サイトと違って日本語対応になりますので、オフィシャルサイトでの操作が心配な方は、こちらを利用すると楽かと思います。
金額は会社によってまちまちですので、ご自身のニーズに合ったチケットを探しましょう!
③当日現地で購入する
予約より多少金額は高くなりますが、当日チケットも販売されます。
時間帯によっては売り切れる可能性もあるので、確実にチケットを入手したい場合は予約をおすすめします。
年齢 | ステートルーム | ROYAL DAY OUT |
---|---|---|
大人 | £35.00 | £65.70 |
18~24歳 | £22.50 | £41.80 |
5~17歳 | £17.50 | £32.80 |
5歳未満 | 無料 | 無料 |
アクセス
バッキンガム宮殿のステートルームへ電車で向かう場合は
St. James’s Park・Victoria・Hyde Park Corner・Green Parkの4駅から徒歩10分前後です。
バスで向かう場合は、Victoria Stationを目指しましょう。Victoria Stationへ向かうバスは複数あります。バス番号6,11,13,170,C10,N11,N32,N44などのバスがVictoria Stationに停車します。
詳しいルートはGoogleマップやNational Rail Enquiriesなどで調べられます。
その他
入場の際にセキュリティチェックがあります。荷物は45㎝×20㎝×30㎝までの大きさしか持ち込むことができません。また、リュックなどは背負わず、手に持つように注意を受けました。小さなショルダーバックなどで行くのが良いかもしれません。
宮殿内は撮影禁止です。宮殿を見学し終えた先にある庭園は撮影可能です。
ステートルームの見学はおよそ2~3時間程度になると思います。
入場時にマルチメディアガイドを無料で借りることができます。日本語にも対応しているので、ぜひ借りてじっくりとステートルームを楽しみましょう✨️
ステートルーム見学内容
私が実際に参加した際の流れや、見学内容をご紹介します。
集合場所
ステートルームへの入口はバッキンガムゲート (宮殿の南側) のゲートCです。白い屋根のテントのような建物を目指してください。
ゲートは複数ありますので、「GATE C」と書かれた列に並びましょう。
チケットを購入していない場合は、「GATE A」でチケットを購入しましょう。
見学内容
手荷物検査を受けた後、音声ガイドをゲットします。音声ガイドは日本語にも対応しています!
まず初めに四角い中庭のような場所に出ます。
近くにはオーストラリアンステートコーチという、オーストラリアから贈られた王室専用馬車が置いてあります。
次に赤い絨毯の敷かれた大広間に出ます。
園遊会や叙勲式などの賓客が通るエントランスの広間になります。
更に進むとイギリスの著名な建築家であるジョン・ナッシュが設計した大階段に出会います。階段を登っていくとステートルームへと繋がっています。
階段の天井部分はガラス細工のようになっていて、太陽光が煌めいていてとても美しかったです。
壁には王族の肖像画などが飾られており、美しいシャンデリアが部屋を飾っています。
部屋の隅に飾られているポプリ花瓶も見どころの一つです。
部屋の中央に、チェアオブステートと呼ばれる2脚の椅子が置いてあります。実際の戴冠式の際に使用されました。
47メートルの細長い部屋の壁に、ロイヤルコレクションの貴重な絵画が飾られています。
フェルメールやレンブラントの作品などを鑑賞することができました。
展示されている絵画は定期的に入れ替えているそうです。
ロイヤルファミリーの絵画が展示されています。
ステートルームの中で最も大きな部屋で、叙任式や国賓晩餐会などの公式行事で使用されています。
シャーロット王妃の肖像画などが飾られています。
窓からは庭園が見えます。
元々は宮殿の舞踏室として使われていた部屋で、現在はレセプションルームとして使われているそうです。
1806年にナポレオンが注文した「偉大な指揮者たちのテーブル」が飾られています。テーブルの上部には、アレクサンダー大王やジュリアス シーザーなどの、古代の偉大な指導者の肖像画が描かれています。
グリーンドローイングルームに集まったゲストが、ディナーや宴会の前に通される部屋です。王室の洗礼式にも使用されています。
1820年代に宮殿の西側正面に増築した主要な応接室のひとつで、庭園を見渡すことができます。
アレクサンドラ女王の肖像画などが飾られています。
彫刻を展示するために設計された部屋で、ジョージ 4 世が購入したイタリアの有名な彫刻家であるアントニオ カノーヴァのマルスとヴィーナスなどが飾られています。
図書室として計画されていた部屋ですが、現在では女王との謁見を受ける人々の待合する時や、園遊会に出席するゲストが庭園に出る部屋として使用されています。
上記の部屋を抜けるとその先に庭園があります。ここから先は撮影可能です。
庭園の手前には右手にカフェ、左手にチャールズ国王夫妻のパネルの前で写真撮影できるスポットがあります。
ステートルーム見学中はところどころに椅子はありますが、基本歩きっぱなしなので、こちらのカフェで休憩するのもいいでしょう。↑は土曜日のお昼ごろの写真ですが、そこまで混み合っていませんでした。
庭園を抜けた先にはお土産売り場もありました。
お土産物売り場を通り抜け、出口へ進んでいきます。出口までの道のりが想像していたより長く、小道を散歩しているようでした。
途中にアイスクリームショップもあります。席数は少ないですが、出口までの小道の至る所にベンチがあるので、そこでゆっくり過ごすものおすすめです。
チケット購入方法
公式サイトでのチケット購入の流れをご紹介します。
まず、公式サイトにアクセスします。
そうすると下の画像のような画面になりますので、「BOOK TICKETS」をクリックします。
クリックするとチケットの種類を選ぶ画面になります。
ステートルームのみの見学で良ければ、「Standard Admission」
ステートルームだけでなく、ロイヤルミューズ、キングズギャラリーも見学したい場合は、「ROYAL DAY OUT」のチケットを選択してください。
次に年齢別のチケット枚数を入力します。
その次に訪問日と時間を選択します。時間は15分毎になっています。
売り切れてしまっている時間や日にちは選べなくなっています。
次にガイドブックを購入するかを聞かれます。
「The Official Souvenir Guide」はステートルームの庭園を抜けた先にお土産売り場でも売っていました。
事前に入手したいのでなければ、実物を見てから決めてもいいかもしれませんね。
そうすると購入内容の確認画面になります。内容に間違いがないかを確認して「CHECKOUT NOW」をクリックしましょう。
すると個人情報の入力画面になります。
次にチケットの受取方法を選択します。
こちらは「PRINT MY ORDER」の選択で良いかと思います。
印刷してくるように書いてありますが、送られてきた画像をスマホに表示して見せるだけで問題なく入場できました。
その次に住所を入力しましょう。日本の住所の書き方はイギリスと異なるので注意しましょう。
最後にもう一度注文内容の確認画面になります。
内容を確認して問題なければ、一番下のチェックボックス(I accept the Terms and Conditions for my visit/利用規約に同意します)にチェックを入れて、「PAY NOW」をクリックします。
すると支払画面になりますので、支払いを済ませて完了です!
購入が完了するとチケットがメールアドレスに送られてきます。
印刷してくるように書かれていますが、入場するだけであればスマホに表示で問題ありませんでした。
ただし、チケットの下部にある部分に署名して、購入金を寄付として扱うことに同意して提出すると、1年間無料で再入場できる1年パスをゲットできます!
もし1年以内に再度訪問する予定があるようでしたら、交換しておいた方がお得です✨️
最後に
いかがでしたでしょうか。
ステートルームの見学は、豪華絢爛な内装や貴重な絵画、陶器などをじっくりと味わうことができ、ロンドン観光の貴重な体験になるはずです✨️
現在も王室の様々な行事に利用されているバッキンガム宮殿をぜひ訪問してみてください!