イギリス観光

イギリスのアフタヌーンティーを楽しもう!

echi

皆さんこんにちは 365日×イギリスのechiです。
イギリスに来たからにはアフタヌーンティーを楽しみたい!と思っている方も多いと思います。
多くのお店ではその名の通り、午後からのみ提供のことが多いのですが、今回は午前中からアフタヌーンティーを楽しめるお店をご紹介したいと思います!

アフタヌーンティーとは

アフタヌーンティーは、1800年代のイギリスの貴族たちの間で流行した習慣が起源と言われています。当時は、朝食と夕食の1日2回の食事であったため、空腹などから夕方頃に紅茶やパンを楽しむようになり、いつしか華やかな貴婦人の社交の場へと発展していったようです。

アフタヌーンティーというと、三段のお皿が連なったスタンド(ケーキスタンド)を思い浮かべる人も多いと思います。
基本的に、上段からデザート、焼き菓子(スコーン)、サンドイッチの構成になっています。
一般的には下から順に食べていくものとされていますが、例えば温かいスコーンが冷めないうちに食べたい!という時もあるかと思いますので、自由に楽しむのが一番だと思っています😊

店舗情報

どんなお店?

今回ご紹介するお店はオックスフォード・ストリートにあるHuffkins(ハフキンス)です。
日本でも英国展などで見かけた方もいるのではないでしょうか?

Huffkins Oxford Street (Huffkins at John Lewis & Partners)
 John Lewis & Partners 4th Floor, 300 Oxford St, London W1C 1DX

Huffkinsは1890年ごろ、コッツウォルズのバーフォードという町で設立されました。
コッツウォルズの小さな石造りのコテージでパンを焼き、薪窯で焼いた焼きたてのパンをロバと荷車で配達していたそうです。
その後、1999年にTaee家がHuffkinsを買収し、数々の賞を受賞するイギリスのベーカリー兼カフェティールームとして成長していきました。
Huffkinsのスコーンは昔ながらのレシピを使用して、手作りで焼き上げられています。最高の品質と信頼性を確保するため、材料はコッツウォルズ産を使用しているそうです。
そんなHuffkinsのティールームはコッツウォルズとロンドンにあります。
今回はその中のオックスフォード・ストリートのジョン・ルイス&パートナーズ4階にある店舗についてご紹介します!

営業時間

ジョン・ルイス&パートナーズという百貨店内にある店舗なので、営業時間も百貨店の営業時間に準じます。

月曜日~土曜日 10:00~18:00
日曜日 12:00 – 17:00

土曜日の開店時間に伺いましたが、まだ準備中でしたので開店から10分後位が良いかもしれません。
土曜日のその時間ですと、まだお客さんも殆どおらず、ゆっくりと過ごすことが出来ました!

店内の様子

ピンク色の柱やグリーンやお花のインテリアがあり、とても可愛らしい店内で入るだけでワクワクします!
店舗入口でジャムやビスケット、バッグなどのお土産が売られているので、帰りに買って帰るのも良さそうです✨️

店舗に入ってすぐ右手にショーケースがあり、様々なスイーツが陳列しています。
ショーケースの中も可愛いですね✨️
アフタヌーンティーでなく、こちらのケーキと紅茶だけでもとても素敵な時間を過ごせそうです。

メニュー

アフタヌーンティーのメニューは下記の通りいくつかあります。

Classic Afternoon Tea for Two(2人分のアフタヌーンティー)
 £54.95

Cotswolds Cream Tea(紅茶とスコーンのセット)
 £8.95

Celebration Afternoon Tea for Two
(スパークリングワイン付きの2人分のアフタヌーンティー)
 £69.95

Burford Cream Tea(サンドイッチ&スコーンのみのアフタヌーンティー)
 £17.95

Stow Afternoon Tea(1人分のアフタヌーンティー)
 £21.95

Savoury Cream Tea
(チーズスコーン&バター&自家製トマトチャツネ&紅茶のセット)
 £9.25


他店のアフタヌーンティーですと一人£50~70の価格帯が多く見られますので、Huffkinsのこのメニューはかなりお安いと思います!
「Classic Afternoon Tea for Two」は2人分のアフタヌーンティーのメニューで£54.95と驚きの金額です!!
今回はこちらの「Classic Afternoon Tea for Two」を注文したので、どのような内容なのかご紹介いたします✨️

実食レポート

「Classic Afternoon Tea for Two」の具体的なメニュー内容ですが
・サンドイッチ3種各1人2切れ
・スコーン1人1個
・ケーキ4種
になります。

サンドイッチ

下段から順に紹介していきます。
サンドイッチは全3種類で、各種一人2切れずつあります。

右から順にツナマヨネーズ・チェダーチーズ&トマトチャツネ・鶏肉&レーズン入りマヨネーズ(恐らくカレー風味)といった中身になっていました。
チェダーチーズ&トマトチャツネはスパイシーなチャツネとチーズの相性が良く、とても美味しかったです。鶏肉のサンドイッチはレーズンが入っているので、少し甘みが感じられながら、恐らくカレー風味だと思われるソースともよくマッチしていました!
サンドイッチは合計で1人合計6切れになるので、これだけでも結構満足感がありました。

スコーン

写真のスコーンはフルーツ(レーズン)スコーンですが、プレーンかフルーツどちらかを選ぶことが出来ます。
1人1個のスコーンを食べることが出来ます。
もし迷った場合は、プレーンとフルーツを両方お願いして、一緒に食べる人と半分こすれば両方の味を楽しむことが出来ます✨️

1人1つずつクロテッドクリームとラズベリージャムの小瓶が付いてきます。
1個のスコーンを食べるための量としては十分でした。

スコーンは表面はほんのりサクッと感があり、ふわふわの生地で、たっぷりのクロテッドクリームとジャムを塗ることで完成される味でした。
クロテッドクリーム・ジャムなしでも食べてみましたが、こちらのスコーンは両方しっかり塗って食べることをおすすめします✨️
実はこちらでクロテッドクリーム初経験だったのですが、バターと生クリームの中間のようなクリームです。

デザート

デザートは全4種類がドドンと一番上の段に乗っていました。
それぞれ一番上から時計回りに、レモンドリズルケーキ・チョコレートブラウニー・ヴィクトリアスポンジケーキ・エクレアになります。
レモンドリズルケーキやヴィクトリアケーキはイギリスのティールームには欠かせないケーキの一つと言えるでしょう。その両方を味わうことができるのは嬉しいですね🥰

ドリズル(drizzle)には霧雨という意味があり、まさにイギリスの気候を表しているようなケーキ名ですね。レモン汁とお砂糖を混ぜたシロップを吸収した生地はしっとりとしていて、レモンの風味が爽やかです。
チョコレートブラウニーはしっかり目の生地で食べごたえがあります。
ヴィクトリアケーキは19世紀のイギリスで生まれ、ヴィクトリア女王が大変気に入ったケーキでもあり、女王にちなんで名付けられたそうです。
シンプルなバニラスポンジで、たっぷりのバタークリームとラズベリージャムを挟んだケーキです。

私は夫とアフタヌーンティーを楽しんでいたのですが、サンドイッチとスコーンだけでかなりお腹いっぱいになってしまい、デザートメニューはお持ち帰りにしました。

お店の方に持ち帰りたい旨を伝えたところ、上の写真の箱をいただけました!
もし食べきれなくても、持ち帰りが可能なので安心です✨️

最後に

いかがでしょうか。
今回ご紹介したHuffkinsは私のイギリスアフタヌーンティーデビューのお店でした。
フライトや旅程の関係で、早い時間にアフタヌーンティーを楽しみたいけど、なかなかお店が見つからない…という声を時々聞きます。そんな方にはこちらのお店をおすすめします🫖
こちらのお店はJohn Lewis & Partnersという百貨店内に入っているので、アフタヌーンティーを終えてから、百貨店でお土産を探すのも良いと思います。
イギリスには他にもアフタヌーンティーを楽しめるお店がたくさんあります!ぜひ皆さんのお気に入りのお店を見つけてみてください✨️



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ABOUT ME
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echi
イギリス在住ブロガー
ロンドンにて英語力ゼロで奮闘中の駐在妻
イギリスの生活についてや、プレ駐在者に向けて情報を発信しています。
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